以前、このブログに「賭けの勝敗」という記事を投稿しました。CLAMP『東京BABYLON』と『X』で語られる星史郎と昴流の物語について、一読して分かりにくい部分を説明した記事……の筈だったのですが、読み直してみると上述の記事自体が分かりにくく、説明の足りない文章になっていましたので、ここに全面的に改稿したものを投稿します。
もしお手元に『東京BABYLON』や『X』があるようでしたら、軽くで構いませんので、是非一度再読した上で本稿をお読み頂けたらと思います。
お手元にない方に向けて、簡単に第一節で物語のあらましを書きました。不足の多い説明だとは思いますが、こちらをお読みになった上で記事の続きを読めば、何となく話にはついていけるかと思います。
なお2024年夏頃には、この記事と、これの続きでもある「最期の言葉」、その他いくつかの文章を書き下ろして、CLAMP作品批評同人誌として本の形にできたらと思っています。Blueskyやこちらでもアナウンスする予定ですので、ご興味のある方は是非に。
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