戴国カレンダー、完成!

「戴国カレンダー」が完成しました。応援して下さった皆様、ありがとうございます。以下からPDFをダウンロードして頂けます。

~Download~
「戴国カレンダー」全
・「戴国カレンダー」全(冊子印刷用)
「戴国カレンダー」本表のみ
「戴国カレンダー」別表1のみ
「戴国カレンダー」別表2のみ

「全」はカレンダー本表と、別表1『魔性の子』時系列、別表2『白銀の墟 玄の月』時系列、この3つがセットになっています。「冊子印刷用」は冊子印刷機能のあるプリンターで印刷すると、ページ数などが綺麗になるように調整してあります。A5冊子でも読める程度の文字の大きさになる筈…です!(と書いたのですが、やはり文字が小さいというご報告がありました。B4サイズの用紙でB5サイズの冊子を作ると丁度良い、というお声もありましたので、こちらに追記いたします。)個別のPDFもありますので、部分的に見たいという方はそちらをDLください。
とりあえずどんなものか見てみたいという方は、こちら(Twitterに投稿した画像版。ツリーになっています。)をご覧下さい。
カレンダーの作り方や、作るに至った経緯については、こちらをご参照下さい。

Twitterでは便宜のために画像版を呟いていますが、基本的にはPDF版をお使い頂ければと思います(画像版だと、使用する端末やアプリによっては、画質の問題で文字が読みづらいので……)。

利用規約というほどでもありませんが、以下に注意書きを書きました。お読み頂いた上でDLください。

〜注意書き〜
戴国カレンダーとその別表2種は、小野不由美『十二国記』シリーズのファンブックです。原作者や出版社とは一切関係ございません。
二次配布(部分的に編集を加えたものを含む)や自作発言はお控え下さい。フリー配布しておりますので、PDFが欲しいという方にはこのページをお伝えください。

二次創作等の参考にして頂けると大変嬉しいです。別の時系列表を作る際に使用したいという場合は、ご連絡頂ければと思います。

内容について作成者のほしなみが想像で補っている部分が多々あります。なるべく備考欄にその旨を書くようにはしていますが、完備しているとは言い難い部分もあります。このファンブックの記述が、常に原作に基づいた正確な情報であるとは限らないこと、何卒ご了承ください。

誤字脱字、その他年月日などのミスにお気付きの方は、Twitterでもコメントでもメールでも、コメント頂けますと大変嬉しいです。

阿選の折句

Twitterで『十二国記』を題材に短歌を詠まれる方々がいて、常々素敵だなあと思って鑑賞しています。
短歌を作る人に長年憧れがあるのですが、いつも作っては「これ、私向きの様式じゃないな……」と思って諦める事を繰り返しています。でも鑑賞は楽しくて、いつも「十二国記短歌」のタグを楽しく眺めている。二次創作短歌っていう世界自体、とても興味深いし。

私は自分で短歌を作ることについてはいずさ(仙台弁)を感じてしまう訳ですが、あいださん(@9mor1)という十二国記短歌を折々投稿されている方が「折句どうですか」とおっしゃっていて、折句なら作れそう、と思ってたまに作っています。

折句はあいうえお作文みたいな感じで、五七五七七、それぞれの句の先頭の文字を繋げると一つの言葉になるというもの。二次創作ですから、これを作品のキャラクターとか固有名詞でやってみる、という感じ。私は阿選でしか作っていませんが()色々なフレーズで楽しめる良さがあるなあと思います。
あいださん曰く、折句は呪術っぽいし、折句は愛を捧げる行為、とのこと。作っていると何だか分かるなあと感じます。キャラクターへの愛情と、言葉選びの試行錯誤が噛み合うというか。

以下、備忘録的に作った折句を格納しておきます。たまに増えるかも。
改めて眺めてみると、く、暗い……!

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十二国記人名元ネタまとめ、全て終わりました

Privatterの方でちまちま更新していた、十二国記の人名元ネタまとめ、全ての元ネタを表記し終えました。「Ⅰ」は全てに書き下し文と現代日本語訳をつけています。以下のリンク、もしくはこのWordPressのLinkから飛べます。

【十二国記】登場人物名の元ネタまとめⅠ
【十二国記】登場人物名の元ネタまとめⅡ

まだまだ誤字があると思いますし、特に鄷都の出典として『酉陽雑俎』を上げていたのですが、京都大学の人文科学研究所が『真誥』の訳注を出しており、それのpdfが無料で見られるので(凄いことですよこれは……)、そちらからの引用に差し替えたいなあ……と思っているところです……が、そのpdfが文字データではないっぽいので、ちょっとやる気が出ないことには……という感じ。
それはそれとして、ひとまずどの項目も完了しています(実は黄姑の出典二つ目が未完了ですが、もうこれ勘弁していただけると嬉しい)。

以下だらだらと。

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最近頑張っているヲタク活動

余りにタイトルが直球ですが。
このページの右側にもリンクを貼っていますが、Privatterの方で、小野不由美『十二国記』シリーズの考察と情報整理みたいな事をしています。
またその一環として、『十二国記』に登場するキャラクターの人名の元ネタを洗い出す作業というのをやっています。

出典が明瞭なものがこちら
出典が不明瞭だが熟語として使用されている語はこちら

という感じで、割と頑張って漢文を読んでいます……。そういえば大学での専門はそんな感じでしたねという。調べて初めて分かる事も多く、大変ですがやってみて良かったなあと思っています。

二次創作小説は、世の中がこんななせいか、気持ちの上で小説を書ける気分ではなかったりして停滞中……。ま、のんびり頑張ります。印刷所がピンチなら『無明長夜』を増刷するのもアリかなあ……。

CLAMP作品にせよ十二国記にせよ、自分のこういう情報整理、内容考察(考察っていう言葉が余り好きではないのですが、他に良い言葉がない……)を紙媒体にいつかまとめたいなあ、とは思うもののなかなか難しいですね。

ところでPrivattterがサービスとして優秀すぎてちょっと驚愕している。ここのページ要らないのでは……(そこまで言う?)

『無明長夜』あとがきに代えて――阿選と不条理文学

今日の十二花脣の大陸、当スペースに来て下さった皆様ありがとうございました。
二次創作同人誌って初めてだったのと、ティアや文フリの様なスローペース?な一時創作畑に慣れていたので、部数やら売れるペースやらが違いすぎて始終わたわたしておりました……。

差し入れもありがとうございます、美味しく頂きます!

はてさて、本を無事ヲタクの世界に送り出すことが出来ましたので、少し「補足しておきたいなあ」と思った事を書こうと思います。
あとがきを書くのは苦手なので書かないのですが(ヲタクの繰り言になるだけな気がして)、今回は二次創作という以外にも他人の褌で相撲を取った処も大いにありますので……(読んだ方は多分分かると思います)。

以降、同人誌のちょっとしたネタバレになりますので、『無明長夜』読後にお読み下さい。

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十二国記新刊『白銀の墟 玄の月』感想1

はい…。はい…。
水曜日には密林から届く筈なのですが、台風で遅延したのが耐え切れず本屋で買いました…。
はい…。

以下ネタバレ配慮無しです。

※リアルタイムで、なう!考察脳をぐるぐる動かしてますので、Twitterを併せてご覧ください…。既にこの考察文に色々書き落としがあるなあと感じ始めていますので…(15日午前1時現在)

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